湘南DVサポートセンターの「いじめ防止プログラム」は、自分を大切にし、自尊心をもって生きるこ
とが暴力防止につながることを生徒たちに伝えるプログラムです。暴力によらない問題解決方法、コミュニケ−ション方法を学びながら、生徒自身が暴力について考えられるように組み立てられています。
4回のワークショップの第1回目では、何が暴力やいじめなのか定義をはっきりさせた後、被害者、
加害者、傍観者の心理について話し合います。第2回目で、いじめの原因に迫り、いじめる側の行動の背後にある心理をグループで話し合い、その
イメージを絵や言葉に置き換え発表します。このとき、加害者の環境にも目を向けますが、この作業によって生徒たちは、加害行為は決して許してはいけないが、加害者を排除するだけでは何の問題の解決にもならないことを学んでいきます。
第3回目は、いじめを止められるのは自分自身でしかないことを知るワークです。子どもたちは、自分の気持ちや価値観を変えることによって、行動を変えることができると確信し自信を深めていきます。
そして最終回はノーといえる自分、アサーティブなコミュニケーションについてしっかり学んでいきます。私たちは、このワークショップの中で、自分を大切にすることやアサーティブなコミュニケーションの大切さを伝え、全校生徒が、スクール・バディの活動をスムーズに
受け入れられる下地をつくっていきます。
スクール・バディとは、生徒同士による支え合いのシステムです。バディになった生徒は、バディ・ルームにやってきた生徒の話を聞き、いじめを未然に防ぐためのさまざまな企画を考え、「いじめを絶対に許さない」校風をつくりあげていくのが主な役割です。バディ・ルーム担当の先生とEND VIOLENCEのスタッフがアドバイザーとなり、バディの相談を受けながら活動を進めていきます。 |