第1章  暴力の構造
第2章  暴力は許されない
第3章  暴力の責任
第4章  さまざまな気持ちに向き合う第5章  怒りを感じてもいいんだ
第6章  話してもいいんだよ
第7章  アサーティブであること
第8章  自分自身を守る計画
第9章  自尊感情の回復
 

 


子どもにとって家庭や学校は、
「幸せな場所」でなくてはなりません。

 
「優しくしてほしい」「安心していたい」「楽しい家で暮らしたい」―
これは、だれもが望むことです。
子どもたちが安全に安心して暮らせるようにする責任は、
両親や周囲の大人にあります。
でも、本来もっとも安全であるべき家庭や学校で暴力が起きたら・・・
君たちは、自分の知恵と勇気をもって、自分自身を守らなければならないこともあります。
どうしたら、その知恵と勇気を最大限に発揮できるか、この冊子を読みながら考えてみましょう。
 
子どもたちは、法律でも守られている。
児童の権利に関する条約(「子どもの権利条約」)って知っていますか。
この条約は、世界中の子どもたちが安心して、自由に生きられるように、
たくさんの国が集まってつくった約束です。
子どもはたくさんの権利をもっています。
暴力から守られる権利もそのひとつです。

 

*人権
人権とは、社会において幸せな生活をおくるために、人間として当然に持っている権利のことです。

*「児童の権利に関する条約」(子どもの権利条約)
1989(平成元)年の国際連合の総会で、「児童の権利に関する条約」が採択され、日本は、1994(平成6)年に締結しました。